撫でるように 読む

情報を得ようとか
物語の筋を 追いかけようとする本は
ついつい先へ先へと いそぎがち
ともすれば 三段跳びの如く ぴょんぴょんぴょん!!と
でも この本の 言葉の選び取り方
それを取り巻く 柔らかな布地のような 修飾
音を失ったのちへの 思いのあり方への 共鳴
そうだそうだそうであるよ!! と 膝を打ちまくりたくなる 物事のひもときかた…珠玉♪
だもんで もったいなくて
ゆっくり撫でるように 舌の上で転がすように 味わって 読んでおる

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