思いの外「バレリーナ」? ご好評をいただき
恐縮やら あわてふためきやら
世の中の バレエ周辺ごめんなさいやら
声をかけてくださった方々に いちいち
すみませんすみませんバレエはもっともっと軽やかに天を目指す素敵なものなのですのにわたくしったらこんなどすどすと…すべてみぴなさんの手腕なのですよ…などと へどもど 謝るように お話ししてましたる
20何年か前くらいに タップダンスや ジャズダンスをやっているなかで クラシックバレエの基礎があった方が 身体の所作は つかめるのであろうな…と
ほんの一瞬 かじっただけ
んで 歳いってから 踊るもんと違うなこれ…日本人の骨格に…いや 人間の骨格に優しくないぞこれ…と
骨髄のあたりから じわり と 辛く苦い汁が 滲み出るような思いになって やめちまいました…根性なかっただけなんてすけど…
きちんとバレエ でなく
バレエの求むるものを 踏まえて
今の己の 心身の身の丈に添うて やるのが よいのね とは 気づきましたのよ
ま そんなこんな やってるのは バレエでなく パントマイムや タップなのでして…と 申し開きを 繰り返しつつ
はた と気づく
そうか これ ある意味 パントマイムだわ と
上がらぬ足も 反り返るたび ごぎ と 骨をならしてしまっておる 柔軟ならぬ身体も 乗り越えて 踊ったのではなく
これにて バレリーナという形を 演じたのであるな
すべての動きを模倣するパントマイムの 本領発揮ではないか?
そんなあたりに 思い当たる
なぁんだ 恥じなくてもいいかも♪
まぁ そうはいうものの 調子に乗りすぎず
いただいた機会に 感謝して
バレリーナというよりか 金剛力士像の 風情で ポーズなど決めつつ
また そんなこんなして やってゆこうと思うのでした