気仙沼なまりぶし

気仙沼の 生利節を みつけた

本来 夏辺りの 季語になるようなものなのだけど

ばあちゃんがよく作ってくれた 生利節と 玉葱と さやえんどうの とろりと 煮たものが 懐かしくて

つい 手をのばした

…のに うっかり賞味期限過ぎてしまったよ

いつものことだが

2週間なんて 傷は浅い 浅い

思い出を辿るように こさえてみた

良いさやえんどうがなかったもんで

スナップエンドウにて

うんうん こんな感じ と ひとりうれしくなったものの

家族ら みんな 微妙な表情

父 焼き海苔と 醤油 出し始めたとこ見ると

おかずとして 不足と 思っとるな こりゃ

一番 苦手がるかな?てな 母 淡々 もくもくと 平らげてくれました…そんなに 好きとは 思ってなかったろうけどな

あんちゃは「ばあちゃんの味とは違うよ…しかも どっちにしても 得意じゃないタイプ」と しぶしぶ 完食

ああぁ

しょうがない

思い出は分かち合えても

味の喜びが 分かち合えないのだから

今後は 自分一人の たのしみとして

こっそり こさえるさ

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