まだまだの道

昨日の帰り道

震災復興かさ上げ道路が まだまだできてない道を 走りながら

月命日なのだよなぁと しんみりしてしまう

更地のようなところに ぽこり と たつ 祠に 手を合わせている方が おられた

あの日から始まった 終わりのない日々を思う

やらなくちゃないこと まだまだあるのにね

なんだか さておきにされてる

…いや 現場におられる方々は さておきになんかしてない

ずっとずっと 奮闘しておられる

「堤防作ってる」ていってた 同級生「さしみくん」は

「政治やさんとかは 金うんと動くとこに行くからよぉ」て 苦笑いしてた

カジノとか オリンピックとか いいこともあるかもしれないけど

んなもんやってる場合ぢゃねぇべよ!と 怒り込み上げたりもする

「復興はほぼ実現されている」て 誰かがいったとか?

どこのだ?

目立つ 町中のこと?

気仙沼で ご自分の 引っ越しもままならぬまんま 引き継ぎ手が見つからないから…と 

仮設住宅に お住まいのまんま 

200人ものかたの 心のよりどころ「民生委員」なさってる 高齢になりかかってる男性の姿をみた

なるべく みんなが 気楽に過ごせる日が きますように

繋いでいかねばね

そんなこと改めて 思う

5年と9ヶ月目の日だった

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