数え歩き

昔 よく数を数えていた

特に 階段は すべて 数えながら のぼりおりしてた

駅の階段は 大抵 16段

今は色々になったみたいだけど…

小学校の 階段の数は

すべて把握していた

…今は忘れちゃったけど

小学5年生の 学期末に まとめたクラス文集では『いつも数える階段』とかいう 散文を書いたのだけど

青い蝋引きみたいな 升目を ボールペンで 掻きけずるようにして 書いたものを 印刷するやつで

仕上がりが よく見えず

先生から「確認のため みんなの前で 読め」と言われ

 いつものぼるかいだん 

 いつもかぞえてのぼるかいだん…と 言いかけて

なんだか恥ずかしくなって

覚えていたくせに 覚えてません忘れました…と 言ってしまったんだっけな

すまぬ 階段散文…

とまあ そんなことを つらつらと思い出したのは

本日 あちこち用足し 仕事移動の時

歩いていくことにしたのですが

のろぉり あるくと あちこち目移りして 遅刻しちまうかも!と 思い

行きは 歩数を数えることにしたのだ

ひたすら いち に さん し ご ろく しち はち く じゅう いち に さん し ご ろく しち はち く にじゅう…と 指折り 

一個目の用事まで 1800歩ほど

そんなこんなで 遅刻しなかったか…というと そうでもなく

それは出だしの どたばたのせいもあったもんで

二個目の用事は 早めに出ました

1700歩ほど

キリがよかったわけでなく

途中 お仕事の電話が来て あやふやになっちまったのですが

はい 森でございます…と 出るところを

ごひゃくななじゅうにっ とか言ってしまいましたすみません 平間さん…

というわけで 

帰り道は 思う存分(でも ちみっとつぎの タイムリミットは念頭に置いて)寄り道ました 

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