気になる神社へ

気になる神社にいってみた

名前の表示がない

あるらしいけど 薄くて 読めぬ

入り口あたりに あるのは 神仏混淆名残の 仏もの

神社の名前には 繋がらぬ

久しく 人が訪れていないような 石段への 杉枝の 積み重なりぶり

杜の 柱の継ぎ目など 朽ちてたりもするけど

扉にかかる鍵は ぴかぴかだ

何ごとかの まつりごとは 時折あるのだろうな

見上げたり くるんとまわったりして

落ちてる 杉の一枝 いただくことにした

また来るね なんて 言ってみる

じゃわわわ と 梢に渡ったのは 風だったか

夕日の色が 木々を すり抜けて

にじみ染み渡った

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