葉も落ちて
寒そうかと 思いきや
ほあほあの 産毛の 冬芽
いくつも携えて
迷いなく 行く手を指し示す
空へ
胡桃 伸びゆく
歩みを進める先が
目指すところになるだけだ
踏んだところが 紛れもない「いま」「ここ」になるだけ
怖がることなんかなにもない
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