母 めそ…
あんちゃ ちみっと 苛っ の 夜
わたくしは すこぅし 離れたところから
ぼやん と ほうけたように それを 眺めておった
さほど深刻ではないものの
ちょいと 合いの手のようなものを 放ってみる
二人の間に転がった 玉のようなものを
転がし合う
やがて かどっこがとれた やり取りになる
しまいにゃ スパークリングみたいな
グータッチみたいなの はじめた
ヒップホップブラザーのりぢゃん♪と 混ぜっ返すと
あんちゃ 更に ノリノリになって グータッチについて 母に 説明はじめたものの
話題についていけない 母
目が点
「そこまで詳しく言っても どうしようもないなこりゃ て 途中で思ったよ」
やがてみんなで笑う
いい一日として丸めた