画伯ひ〜さんより

久しぶりに会う お子

おぼえてないわけじゃないけど

駆け寄るような なつきかたなど したことあったわけでもなく…

ご挨拶のとき

目を合わせなかった

「ママに 描いてあげ」てる 絵が

あまりに分かりやすく かわいらしかったので

わぁ それは 春の色だねぇ と 声をかけたら

「んじゃ 今度 違うの描く」とな

暖かな 冬の日でした

そうなったら 秋とかも みたいなぁ なんて けしかけてしまい

春夏秋冬 あれこれ描いて 見せてくれた

その後 あれこれ 思いもかけぬ出来事があり

ママが 出掛けていってしまって 

お子たちと わたくしだけ…

やおら 懐中電灯を持ち出してきたり

このスクリーンの陰には 窓があるんだよ とか

なんにゃらかを 見せてくれ始めた

その後 冒険気分で 懐中電灯を持って 

思いがけぬ アクシデント現場へと ちょいとうきうき お出掛けなどして

一件落着までの 3~40分

互いに 何か ことばを交わしたりはしなかったのどけれど

さあ すべてすんだぞ 帰りましょう となったとき

「あのね さっき 描いた絵…あったじゃない?あれ あげる 全部持って帰っていいよ」と ふと 思い出したように 言ってくれた

え?ママに描いてあげたんじゃなかった?いいの?しかも 一枚100円とか言ってたよね? と 言ったら

「大丈夫」ですと

おしゃまで ちょっと 計算高くもなってきたりする 小学生一年ぢょし

でも 彼女の 胸のうちで

ふぅ と 扉を開いて 仲間にいれてもいい おゆるしをくれたのだな

なんか すごく嬉しかった

然り気無く言ってくれたもんで

現場から おうちのところに 車を取りに行って 帰る頃には 忘れちゃってるかもしれないな なんて

覚悟しておったら

ママに 「おうちの鍵!」と いって 駆け込んで

ちゃんと5枚 持って出てきてくれた

なんか じわわん と 感動しちゃったよ

ほんとに ありがとう

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