「ねぇ ピエロ」

道化師とか クラウンとか アルレッキーノとか ピエロとか…

知識から なんにゃらかの おもいは 生まれるものの

呼ばれることのこだわりは あまりなく

お子が「ねぇ ピエロ♪」と 呼んでくれたら

あぁ このこのなかで ピエロとして 生まれた…と 思う

自分がない…と 叱られたこともあったっけなぁ

でも ない訳じゃないのよ

あるけれど

それは ちいさいわたくしのなかの限りある創造力想像力の カスみたいなもので

あるがまんまをとらえられてるかどうか怪しかったりもするから

ちょっと たまには あずけてみたりもしてるかんじ

そうすると あっちこっちに おもいもかけない わたくしが新しく生まれて

それぞれがまたあわさって

膨らむ気がしたりもしてるのね

ずるいけどね

「ねぇ ピエロ…飴あげる~」と

お客様サービスの 飴を ポッケに入れてくれた ちょっと強引な 女の子や

はじめ恥ずかしそうにしていたのに いつのまにか プリキュアポーズで わたくしに 攻撃してくる お子とか

概ね また 目下扱いではあったのだけれど

少ないお客様の中で そうやって絡んでくれて

お店の方も 喜んでくださったときくと

お子たちありがと~ と 思う

今日のわたくしを みつめて 心にとめて 名付けてくれて

ありがとう

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