せりあがる

なにがあったわけでもなくて

ふいに 湧き水のように

うぶうぐ…と 目にせりあがるものがあって

焦った

運転しなくちゃいけなかった

瞼を ぎぅとしぼり

片目ずつ 拭い

気がゆるんだのだろう…と 思う

そう思うってことは

やはり 気を張っていたのだなと 思う

思わず知らずにやってしまっていることを

解除するきっかけが なかなかないものだから

まぁ いい機会であったろうよ

明日には乾くさね

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