仙台の町中
信号のところで ぼぅ と してたら
「せんせ…先生!」と
呼び掛けられた
朝 部活に 行く途中の Rちゃん
ちょっと 進路を 外れないと 挨拶が届かない…てなことで
ゆく道を ちょこっと 湾曲して 声をかけてくれたのだ
幼稚園の頃から ピアノレッスンに来てくれてる
お喋りで いろんな楽しいことが好きな R ちゃん
歳を重ねていくうちに
すこぅしずつ 口数も少なくなり
話しかけても 照れたように「はぁ…」とか
頷く程度
町中で お母さんにあったら「うちの子 反抗期で…先生になにか 迷惑かけてませんか?」などと 言われたりするようにもなって
あぁ お年頃♪と 思ったりしてた
でも 今朝の様子
なんとなく また 色合いが 変わってきて
言葉に繋げていけるようになってゆくのだろうな なんてなことを 思った
たくさんの人と関わるなかで
色づいたり 膨らんだり 削ぎ落としていったり…
そうして R ちゃん自身の 彩りになってゆくのだよね
何かを 言う ということに 警戒を持っていたのから
警戒を解いて
そしてまた 何をか 身構えることもあったりもして…
でも きっと 諦めずに 投げ掛けていってほしいなぁ
そんなことまで 思い巡らせてしまった
成長というものを 見せてもらえて
なんだか 幸せであるな
少し 曇りそうな 思いが浮かんでいた 胸のうちに
久しぶりに『sunny side of the street 』♪の
柔らかい 日向の感じ よみがえった