7daysbookcoverchallengeSpinoff「宮城県」テーマ その7

7daysbookcoverchallenge

誰から頼まれてるわけでもないのに 一週間 つとめようとする…全くもって 道楽者

みんなが忘れ去ろうとしてるってのに

そこから勝手に 派生させて 続けてる 物好き もりあやこ

ワンテーマの 7日間

題して #7daysbookcoverchallengeSpinoff

今週は「宮城県」

七日目は

『死と滅亡のパンセ』辺見庸(毎日新聞社)

既に 何かの折りに ご紹介したことあるかもしれない

辺見庸さんの この ご本

宮城県について 書いてるわけではない(触れていないわけではないけど)

辺見さんが 石巻市出身だ てなことで…

初めて目にしたのは

新聞への 寄稿だったか 連載だったか

『水の透視画報』(←朝日新聞社だったかな?)より 以前の

病を得られる前の

やたらと 切っ先鋭い感じの 文章

なんか やたらと「ごめんなさいごめんなさいぼーっといきててごめんなさい!」なんて 謝りたくなった

しかし そののち

倒れられてからの 文章の

「以前より記憶が曖昧で…」といいながらも 書くことで 再生を果たしてゆくような辺りの

もどかしさも交えながら

しかし より深く 柔らかになったように感じて

しかも ちょうど あんちゃが 倒れてすぐ辺りだったからか

読むごとに

希望の光を灯されるような 気持ちになったのだった

きっと あんちゃもまた 戻ってきてくれるとも!と…

失われたこともあったりするけれど

だからこそ得られたものの大きさを 改めて思い出す

辺見さんの 書かれたものを読むと

出来事の 表層だけではない

奥の奥

流れの源へと 目を向けよ と

叱責されるような思いは

やはり 湧いてしまう

襟をたださねば!と 思う

襟のある服など ほとんど着ることもない わたくしだけれど…

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