母の好きな ほっきめし 炊いただ
人生で 3回目か
ぐにゃけたこと言ってる場合ではないかんな
はは あんちゃの 目が おぉ♪ と
ちょいと見開く(父は お寝坊中)
やはり 食べ物の 大きな力を いただきつつ
己らにも 力をつけてゆくんだな
母の左半身は
「もう動いたりなどできぬ なんともならん」と お医者は 言うけれど
悪くなっていく…でないし
希望の 底のところをいってくれてるわけで
実は 左足大腿部あたりの なんにゃらかを駆使して
ほんのわずか 足をあげられるようにもなってきていて
喜ばしいのだよ
ま なんかの記念日ではないものの
記念日にしか 炊かないような ごっつぉおご飯を
森家 入退院祭りやら 震災後
毎日が 得難い お初に経験する めでたいひ♪などと
どこかで ひっそり思ってて
なんてことないような日に
わはははは んまいのぉ♪なんて
思いっきり 喜んで食べるのである