7daysbookcoverchallengeSpinoff「敢えて振り幅を…」その5

もう三年目かな?

コロナ禍 と 言われ始めるあたり

自粛生活を たのしく とか

読書習慣復権?とか

誰かが始めた #7daysbookcoverchallenge

本の表紙画像で 中身の紹介なし 誰かにバトンタッチして その人をタグ付けする(自分にバトンを渡した人のタグ付もする)…という ゆるいルールがあったもの

もう誰もやってないようだけど

一人遊びで 内容も紹介しちゃう #7daysbookcoverchallengeSpinoff

今回は こことこ 気持ちが揺れ揺れだったので

何かを目指して読む…というよりは

何も考えず むしろ 目を瞑って 掴んでみた…てな感じ… 

敢えて 振り幅あるもの 選んでいた感じ

なもんで

「敢えて振り幅を…」の 7冊

その5冊目は『さよならのあとで』詩 ヘンリー・スコット・ホランド 絵 高橋和枝(夏葉社)

発行人…夏葉社の 島田さんは この本を 出版して とある人たちに贈りたい という思いから 出版社を立ち上げたのではなかったか?

詩集ではなく

ひとひらの詩の 本

情報を取得するために 字を追うのではなく

ことばから よびさまされる 己の心の奥の

かつての 別れや

思い

行間に

めくる 頁が おこす風に

めぐり

あるいて 

出会えていた頃に 戻りゆけたような 感覚になる

文字数ではない 

余白の豊かさ

読むたび 泣かずにはいられないのだけれど

また すぐに読みたくなる

黙って よりも

声を出して…

グリーフケアの場でも 用いられている詩だそう

島田さんのあとがきの 最後の一文「この詩が悲しんでいる人の心を支えてくれるならば、こんなに嬉しいことはありません。」

心の底からそう思い

出会えたことに 感謝するのでした

コメントをどうぞ