7daysbookcoverchallengeSpinoff「震災後」テーマ その1

もともとは コロナ禍のなか

快適に乗り越えていこうよ

本を読む時間で 豊かにすごそうよ…てなことから はじまったようだ

7days book cover challenge

でも そういう波って

さっさと 引いてゆくのね

面白いのにね

んだもんで

そこから勝手に 派生させて 続けてる

ワンテーマの 7日間

題して #7daysbookcoverchallengeSpinoff

今週は「震災後」

復興 終わってなんかないかんな

201103111446

あの日から始まって 続いて行く 震災後という日々

風化させちゃいかんよ

喉元過ぎてる感 ありありの 己の自戒も込めて

一日目

『もどれない故郷 ながどろ 飯舘村帰宅困難地域の記録』長泥記録誌編集委員会 編(芙蓉書房出版)

昨年 福島YWCAとの 共同企画「原発事故後の福島の今をめぐるツアー」にて

飯舘村にも お邪魔させていただいて

長泥地区の 地区長さんたちにも お話をうかがった

あの日のこと

そのすぐあとのこと

いまのこと

これからへの 思い

笑っていられるようなことではないのだけれど

笑ってないとやってられないようなところもあり

なきたいよおこりたいよでもそれだけじゃなんもすすまねえんだよ 生きていくんだよ

除染後の 汚染土の保管も

「反対ばっかで 誰も引き受けねぇなら おれたちがこえあげるしかねえべよ」

わはは て

区長さんたら 朗らかに 笑ったけど

やけくそというわけではない

立ち向かっていくための

具体策のひとつ

諦めない

捨て置かない

までぇ(飯舘村的には「までぃ」)に 生きてきた 地続きのこと

この本は

現実の データと共に

それまでの しみじみと 美しい日々のこと

装わない 出来事への 感想が 綴られている

衝撃的な言葉ではないものの

打ちのめされる

なにに 打ちのめされるのだろう

美しく善良な暮らしを 破壊粉砕しておきながら

もう事が済んだように しれっとしてしまえる 仕組みを 繕うものたちへの怒りか?

それを 容易く 喉元過ぎさせてしまった 己の 迂闊さか?

忘れちゃだめだよね

逃げちゃだめだよね

また 行こう

なにか できるわけではなくても

そこで 「これからも 暮らすんだよ」 という

しなやかに したたかな方々に

希望の光を 照らしていただきに

行こう

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