117クーペ!

アラビア語レッスンから

ピアノ仕事へと とてぱた 一番町を 小走り

交通安全の 催しみたいなんを やってて

ちょい混み

そんな中

視線をとどめなどしなかったものの

なにか 懐かしい顔が かすめたようで

ん?と そちらの方向へ 顔を向けた

あっ♪

いちいちななくーぺっ!

思わず 声に出る

クラシックカーフェアやってました

車の種類など どうでもよく 生きておりますが

かつて 父が 乗っていた いすゞ117クーペ…大好きだったのだ

モデルチェンジして後も 乗ってたのだから

父も 相当気に入っていた様子

もう 生産していないとはいえ

クラシックカー扱いなのね

あ~ これ 最初のやつだな…なんて

ごにょごにょ 呟きながら 車の周りを回って 眺めた

あとに乗ったやつは もっと すぺっ♪としてて(関西で言うところの「しゅっとしてる」に近い 流線型でとんがったような かっこいい感じ)

クリーム色だったっけ

変な色~とか 言いながらも

この世で一番かっこいい車の形…と わたくしの中に インプットされたのだったよ

やたらでかい 黄色いフォグビームなんかも カスタマイズして

父ってば もしかすっと 車マニアに近かったのか?てなことを 今思う

まそれはさておき

そんな なんてことない出来事に

懐かしさとウキウキが ころん と 胸の真ん中に ころがりおさまったような 昼下がりでした

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