揺れたり 救われたり

一昨日 己の 不甲斐なさに 

20分ほど 落ち込んだ…なんて ほざきましたが

「なんだ20分て?」と 友人から 突っ込み入り

いや あの 金木犀がさ…と いって

更に 煙に巻く

なんつうか いつも 人に迷惑をかけてしまったのちには

気持ち うなだれて 

己の 不甲斐なさを 芋蔓式に 

あれもこれもそれもどれもおれのなれのはてのだめの…と

ぐなぐなになりがちで

そんな思い 大沢児童館に 程近い 宇那禰神社に 着いたあたりで 浮上して 

そこで いじくりまわして

ぐるぐるぐるぐる しておったのです

狛犬あちゃん んちゃん 見て

大杉見上げて

お詣りして

ため息ついて

むうううぅ の辺りまで 約18分

ふ と 何かに 顔をあげさせられた

む?

これは 確かに 金木犀

しかし 辺りに あの花らしき 華やかなる色 見つけられず

でも 木は見つけることができた

どうやら うちの庭と おんなじで

ばっつばっつ 剪定されたばかりらしい

でも 匂いたつって なんてことだろか と

枝の間に 首突っ込んでみたら

あった!

まだ 開ききってないけど

確かに 金木犀の 花たち

あぁ これからだね

全然 脈絡ないのに

なんだか 己の不甲斐なさも まだまだこれから 払拭できて

落ち込むことなど何一つないぢゃ なんてとこに 

ぽん と たどり着いたみたいな感じ

なんだかね いつもね

根拠はないんだけどね

尻込みしようとする動きを

押し返してくれるようなこと あるんだ

引き戻してくれるんだ

花の匂い

魔法のようだ

いや 魔法つうか

そんなこんなに 揺れたり救われたり

単純な 魔物…もしくは もののけ わたくし

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