仲良し夫婦

昨日は

とあるイベント「ごめんなさい」して

母を 父の病院に 連れてくぞプロジェクト 第二段(大袈裟な…)

転院先を決めるとき

母の 元 職場の病院に…という話だったものの

そっちではなく 今 母が お世話になってるデイサービスの系列の病院に…と 母の熱望で 変えてもらった

「そうすれば デイサービスに 行ったついでに 気軽に 面会に行けるから」と 軽く考えていた 母

しかし 管轄が違うので「デイサービスに来た日に病院へ連れてって」は

「できません」と

まぁ そういうしくみなのでしょう

しかし 母 思い描いてたこと パンパンに膨らませてた上に

やり取りのときの 言葉選びかなんかによって生じたであろう ムッ とした気持ち

なかなか 払拭できずにいた様子

そんなこんな 父に伝えたら

「近くにいる て 思うだけで 心強いんだから 会わんねぇがらって むんつけんな…て おかさんさ 伝えでけろ 」とな

でもねぇ 互いに 会いたいさねぇ…

てことで あんちゃと 二人

デイサービスおかえり時間辺りに 母を 迎えに 行って

そのまんま 病院へ 車椅子ごろごろごりごり押していった

転院して一週間

初の お見舞い

握手したり おだったり

相変わらずの 仲良しさんだ

「俺だって リハビリ頑張ってんだがら おかさんも もう四年になんのに 痛くてやらんねぇ なんも変わんねぇなんつってねぇで がんばれ」と

父が 痩せた手を 母に差し出す

母の 麻痺した方の こわばった手とを 握らせてみた

ちょっとだけだけど 動くんだよ…と(昨年辺り 発見したこと)

父 入院する前 母の動かない手を こうして握ったことなどなかったであろ

日々のことに 流され 埋没させてしまっていた 慈しむ思い

丁寧さ

病を きっかけに

また あらめて 撫でるように やってゆこう

あわよくば それが 刺激になって

よりよいとこへ また ひとあし すすんでゆこう

ふんわり金木犀 香る おだやかな 秋の夕暮れ

なんとなく ふんわり 口角あげて

ゆっくり 帰った

父も も少し頑張ってから 帰ろうね て 願いながら

コメントをどうぞ