長谷川集平さん

今日 出逢い直しにいった というのは

ポレポレ坐 長谷川集平 原画展

20何年か前に クレヨンハウス主催のサマーカレッジだったかで

集平さんの 講義やら分科会フリートークなどに 参加した

作品以上に まっすぐで
 
思いの純度のようなものが 高くて

追いかける ファンの方々も そんな風で

うたれる 思いになったものの

へたれな わたくしには

ざっくり 貫かれるような 思いにもなっちまったほど…

それでも 出版リストなど見ると

ある時期まで ほぼ 追いかけるように 買っていたようでもあった

いま かわらずに

でも もっと まっすぐ届くための 

鋭さではない 

柔らかさを 

光を含んだような 作品に

あぁ と 染み入る思い

『およぐひと』は 震災のことを描いている

被災から 遠い人にも きっと 届くかたち 

とてもとても ありがたい

なにかを代表して 言うわけではないのだけれど…

『アイタイ』は 具体的な 事象を 語らずに

でも 含まれる 奥の奥には

チェルノブイリのこと

そして いまもすぐそこで 収束できずにいること

そんななかで アイタイ…と 思う 飾り気の無い 想い

原画の 錆絵?の 手触り(実際さわったわけではないのですが)のように

きしきしきし と 切ない想いが 染みた

再び 出逢いなおせた気持ち 

集平さんの作品

また じっくり 手にとってみよう

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