もやもや

とある いきさつにて やりとり

人と人の 間を 眺むる感

まぁ わたくしの人生には そんなに かかわりのない話だけれど

行き掛かり上 話を聞く

生きてゆくに

自分あってこそ ですが

おれおれおれおれあたしあたしあたしあたし!と

主張 注目 集めさせるに

人の時間に 割り込んで きといて

相手の 思いや 時間には 思い至らすことなく 踏んづけていくんだな どうも…

人と 生き合うわけでもなく

考え深いのは ふりだけ

薄浅いまんま 生きていくことって できるものなのだなぁ

あわよくば 割り込みでもなんでも するくせに

そういうのに限って 人に 割り込まれるの 抜け駆けされるの 大嫌いで あらゆる手を回したりもして

表で 繕う

繕ったとて

ぼろぼろ漏れ出てるってば…その こ狡さ

深みないものに 深く熱く届くものなど できまい

世渡りばかり考えてるのかなぁ

あのな…と 言いかかって やめた

言っても 通じぬ

もう そんなに深く 関わりたくもない

諦めたくはないんだけどねぇ

わたくしも 疲れていたからねぇ

おまえら ろくな人生 歩まんぞ…と 低く 胸のうちで 唸ってみたりして…

でも ま 言わんでおく

心へとへと

んで そんなこんなののち

コンビニエンスストアにて 久しぶりに コーヒーなど 買うてみるも

わたくしの 商品お会計 終わらぬうちに

あとからきた ふたりのおばちゃん

「コーヒーちょうだいコーヒー二つ!」と お金 ぼ~んと 投げ出すようにしてきて

困惑顔の 店員さんが

別レジに ゆくよう うながしたらば

わたくしに 先越されぬように 一人が コーヒーマシン陣取る

おまえら…と また 言いそうになって やめた

なんだか そんな力加減の日だったな

いいんだかわるいんだかわかんないけど

もやもや気分を

草の露で 洗った

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