4を抱く5

4と 9は

死と 苦しみとに なぞらえられて

避けられたりして

ホテルの部屋とか エレベーター…

昔は ほとんど その番号 なかったのでなかったかな?

でも今はどうだろ?

前ほど 避けられてない気がする

読みの発音が違う国の人も 多く訪れるようになって

日本 独特の 縁起とか 験担ぎに こだわらなくなってきたのではないかな?

むしろ 欠けてるほうが こわいぞ

んで

保育仕事のときに 停めさせてもらってる 駐車場

5番です

4ありません ところの 5…てことは

本来の4番目であるわけで

いくら ないふりしたって 4番目という事実があるではないか と 突っ込みたくもなった

でも ふと 気づく

これ 縁起とか 験担ぎのおかげで 

4番目という事実を 抱いてる 5…てことだね

歌詠みの 掛詞みたいに 別の意味を内包するみたいな?

…ちがうか

でも そう考えたら なんだか 愉快になってくる

もしも もっともっと 数が並んでて

9を 避けて 番号ふったとしたら

8(7を抱く)の次は 10で

その10は 8と 9を抱くものになる?

抜かすたびに 抱くものが 増えてゆくのか?

うわ なんか うねうねしてきそう

そんなこんな 思い巡らせてたら

車に 何を取りに行ったのか うっかり忘れたりした

いかんいかん

コメントをどうぞ