昨日

仕事の合間に

新しく　よさげな食事どころ　できた　と　聞いて

初めての　駐車場に　停めて　行ってみた

…が　しかし　お昼　やってなかった

んでは　別の　ところ

そうだな　さっき教えてもらった　林さんの　息子さまが　やっておられる　おされなビストロへ行ってみるか　と　気持ち切り替えたところ

「あの…申し…」と　古風な　呼び掛け

年配のご婦人

わたくし　車を停めた辺りに　たどり着きたいものの

道がわからなくなったとな

お家に帰られるようなのだけど

イントネーションが　関西方面の感じ

もしや　お歳を重ねたのち　こちらへ引っ越してきたとか　そんな感じであろか？なんて

あれこれ　思い浮かべたりもしつつ

それまでに　大分迷われた様子

杖にもたれつつ　ふらつく感じが　心配…

大分まだ　歩かねばならぬので

ゆっくり道を　説明しながら

途中まで　ご一緒することにした

「たすかります　でも　途中で　タクシーに乗った方が　いいかしらね　それには　道の向こうまで行きたいのだけど…」と　

裁判所前の　ちょ　と　一筋縄ではいかない　交差点を　眺めるご婦人

ご婦人の　たどり着きたいところは

歩道橋をのぼるか

二段階に　横断歩道を　渡らねば行けぬのでありました

むむむ　ツラいな

そこで　わたくし　向こう側に　渡らぬうちに　タクシー呼び止め　

ご婦人　乗り込むを　手伝い

ぐうるり遠回りせねば行けぬ　目的地　この運転手さん　どうしてくれるか　と　見ていたら

もんのすごく　いいタイミングで　右折レーンへ　滑り込んで

ご婦人の　向かいたいところへ

最短距離　すっ飛ばしてくださりました

さすが　プロ♪

胸のすく　思いでありました

結局　そこいらで　ご飯食べるのは　やめにして

駐車場へ　戻ってしまった

おとなりにあった　神社の名前が「うばがみかきざきじんじゃ」

ジフテリヤ除け…とか　ご利益項目　違うみたいだけど

ご婦人　無事でありますように　と　願いつつ

今度　胡桃持ってきて　奉ろうかな　なんて　思った