中山七里まつりは続く

中山七里さんの『中山七転八倒』読み終えたのち

『作家刑事毒島』(幻冬舎文庫)に 突入

七転八倒…のすぐあとだもんで

毒島が 中山七里さんに 重なること重なること!

ご本人は 違うって 否定なさるけど

そこはもう…ねぇ

一冊で ひとつの事件ではなくて 五つの 事件(短編)

いちいち ささる

出版業界さんや 書店員さんたち きっと

「よくぞいってくれた!」とか 思うんだろうな

「図書館ヤクザ」とか

そこまでいっちゃってる人も いるのかぁ

あぁ

作家さんに 敬意を表するなら 本は ちゃんと買ってくれよ と 思う

かつて 演奏会するに 音楽著作権協会(ここのあり方も問題ありあり…て 話だが)に 届け出を と言ったら

「そういうことせずにすませられたのに 余計なお金出すことによって 自由に演奏できなくなる前例作っちゃうから 余計なこと言うな」的なこと 責められたことあったっけなぁ

こそっと やってておとがめなかった ハイテクもデジタルも 余りなかった頃

それ程度の 意識で「音楽やってる」とか 胸張ってた いなかまち

「音大も出てないくせに」とまで言われたこと

忘れんかんな(いまは別にどうでもいいけど)

なにもないとこから ものを作り出してゆくこと

それで生きている人への 想像力も働かせられないこと

貧しいのぉ と 改めて思ったりして

…いかんいかん

ま とにかく

中山七里まつりは 続く

『作家刑事毒島』中山七里 著(幻冬舎文庫)読み終えたの

あぁ もう 終わっちゃうのか と

名残惜しい

長編での どんでん返しの カタルシスとは ちょ と違うけど

小気味良い 毒舌とか

毒舌と言っといて

実は 物語ること 書いてゆくことに 多大なる 愛があったりして

素敵だ

「うふ、うふふ、うふふふふ」

真似して 笑っちゃう

文庫解説のあとに 書いてある文が

また なんとも 愉快

頑張れ 出版業界周辺!

応援のために

引き続き 本を 買って 読みますとも!

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