まあるいひとつ

その地に とどまることにした 百合に

揚羽が とまる

その 触角に

雫が とまる

その光のなかに

わたくしの 心が とらわれる

同じ 地のうえで

いのちたち

立ちておる

まあるい ひとつとして

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