おしゃれサンダル(の気持ち)

保育仕事

夕方あそび

広告紙 ぐるぐるして

魔法の杖みたいなのとか

武器みたなものとか

頭に回して 冠とか

さんざっぱら 遊んで よれよれになったの

そこいらに ぽい て 打ち捨てられていたので

わたくしの足に くるくる巻いてみてたら

Sちゃんが「なにしてんの~?」と いうので

サンダルにしてみようかな と 言ったら

欲しそうなそぶり

Sちゃんサイズに 作り直して あげたら

かなり適当なのに

申し訳なくなるほど よろこんで うきうき 履いて 歩き回っては

「Sちゃんの サンダルなの~♪」と 触れ回っていた

おうちにも 持って帰るという

…へえぇ

いいんすか?そんなもんでも…もっと 美しく作ってやればよかったかな?

お迎えに来た かあさま

「ずっと 『サンダルほしい買って~』て言われてるのに 買ってやらないもんだから ふふふ」て 笑ってました

ひらひら とか

きらきら とか

ぴんく とかに 目覚めちゃってる Sちゃん

広告紙の サンダルも

うれしさと 想像力とで

ひらひらきらきらなものとして 受け取ってくれたのだな

ありがとうよぅ

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