無力 渇望 安堵

己一人の 力と 時間をかけても 成し得ないことに

畏怖の 思い生まれて

手を合わせたりもして

その 力と 時間とを

少しでも引き寄せたい と

願うのかもしれない

無力を 思い知る心が

敬虔さと 渇望を 生むのかもしれない

しかし

「己という 枠をはずすと 無力どころか 雄大なる流れの中の 成し得る 確かな 一滴として 在るのだけれどね」

そんな風に 時おりやって来る 

誰のかわからぬ 視点のようなものが

ふと 心持ちを かろくしてくれることがある

へんなの

でも らくちんになるからいいんだけどさ

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