いまさらなこと

俳優 ロビン・ウィリアムス氏が 亡くなったときいて

茫然としてしまった

長いこと 鬱を患っていて

自殺であるらしい…と

好きだった

『ホテルニューハンプシャー』『いまを生きる』『フィッシャーキング』『レナードの朝』『パッチアダムス』…

一番最近 とはいえ

もう五 六年前か『奇跡の歌声』だっけ?あれは 悪役だったかな…

『いまを生きる』(原題 Dead Poets Society )の 死せる詩人の会の 辺りの衝撃

勢い 映画のなかに出てくる 詩の言葉「CARPE DIEM 」が 刻まれた 指輪など 買ったのだったよ

歳を重ねてからの 悪役も 素敵だったけれど

つい 出逢ったばかりのあたりの 衝撃への思い入れが大きくて

以前の映画ばかり 思い出してしまったりもして

死を 惜しみながらも
 
そんな 昔の栄光ばかり讃えられていたのではなかったか?などと思ったり

さらにそれを越えていいものを…という思いは ものを作り上げていこうとする人に 大抵ある 心持ちであろうけれど

そう思いすぎて 苦しくもなっていったのだろうかと 想いを馳せる

好きだ と言っていながら

いまを生きているその人の

過去のことばかり 照らして

今のその人を 見ず

想いも伝えずにおって

不意に 死を 知らされてから 惜しむなど

なんだか 己の 身勝手さなどにも 打ちのめされて

彼の死の 一端に

そんな 身勝手な存在も 引き金になっていたかもしれないことなど 取り返しのつかないことを 思う

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