取り戻しながら

昨夜 母の おしっこ助太刀要請が 

いつにも増して 頻繁だったそうで

未明すぎまで 三十分置き〜一時間置き

朝 4時頃に しばし落ち着いてから やっとこ あんちゃも 眠れたようで

おかげで お寝坊

何度か 声かけたものの

もやもやん と 起きたり寝たり…で

乗るはずだった電車 一本遅らせて でかけた あんちゃ

申し訳ないくらい すとん!と 眠って わからずにおったわたくしでしたが

父も 結構 落ち着かず 

ベッド枠 がたがたさせたり

天板 ごかっ!と 叩いたり

ぐむむ〜と 唸ったり

酸素チューブ外したり

尿とりシーツ 引き抜こうとしたり…は 続いてた

多分 うんこさんが スッキリ出てないからだろうな 朝出ればいいな くらいで

あまり 心配せず

しかし 朝 母の 起床助太刀と 父のうんこさんお出ましと にゃんこらの あらぬとこでの うんこたれが 重なって

ぬおおおぉ一時に来んなやあぁ!と

わたくしの にこにこ成分が 瞬間蒸発

いかんいかん…と 心の 片隅では なだめようとしてる思いもあるのに

口からだだ漏れる よろしからぬ ことばの かずら

あんちゃが心配だからと言いながら何故に母を責めるのか

洗えばいいさぁと言っときながら苛立たしげに父の身体の向きをぞんざいに変え動かすとはどういう了見か

ぐねぐねかずらに 己が絡め取られる

苛立ち紛れに 蠅を捕まえては 蜘蛛の巣に 放ったりして

ある意味 猟奇…いかん!

心落ち着けようと

顔本(Facebook)から ホームページブログ復旧(2013年〜)していると

母が倒れる前

父が変調をきたした日の 投稿に行き当たり

気持ちぐらぐら揺れるけれど

そうだった そんな日を越えてきたのだった という思いも 改まり

揺れ 後 凪

九年前の 母と おだって(ふざけて)シッカロールお公家さんやった写真 母にも見せて

互いに ちくちくとげとげしてたとこ

なだめてみる

ごめんよぅ

やんだぐなる!のは 己の狭量さであって

暮らしに対してではないのだよ

畳み掛ける あれこれに 一瞬 舌打ち気分になったりするけど

それらを拒みたいのではなく

できるだけご機嫌に うけてながしてよこにおいといてまたとりもどしてやってゆきたいのだよ

すべてありのまんまで

支え合える幸せを見失いたくないのだよ

けつのあなちいさいわたくしですけど

こりずによろしくたのみたいのだよ

ちょっと 笑って泣いて

また 取り戻してゆく

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