深々と頭を下げる『護られなかった者たちへ』

読み終えましたさきほど

『護られなかったものたちへ』中山七里 著(NHK出版)

いやぁもぉ このあとすぐ 訪問看護師さん 来るってのに

瞼が 海老水餃子状態っす

えぐえぐ…

震災のこと

馴染みの地名 気仙沼 塩釜などなど 出てきちゃうし

映像ありあり 浮かんでしまったり

登場人物の 心象も

重なるものが多すぎて

心乱れまくりながら

共感するとこ ばかりで

はあはあはぁ…

生活保護をめぐる

福祉事務所の 葛藤も ありましょうが

必要とされる 護りを どうか!と 願う

思い込みや 色眼鏡や 負のループを どうにか してゆけるのは

やはり 人の心と思う

最後に向かっての 「もしや…」の

どんでん返しへ至る 疾走感

またしても ぐいぐいもって行かれましたる

救いのなさだけでない

わずかな 救い

すごいな

中山さん ありがとうございます!と

深々と あたまをさげたくなった

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