かも〜ん 聞き流し力

父が ベッドの枠を がたんがたんと 鳴らす

どこか苦しいとか

うんこさん滞って いきんでるときは

また 違った 苛々した感じになるのだが

そうでない

なんてことないときも

触れて 鳴らしている

なんなの?気になるの?どっか苦しいの?→否

なんてことないの?ただ鳴らしてんの?遊び?→肯

若気の至りで ちょこっとかじったらしいドラム叩きとか 復活か?

いや そんな感じとも違う

とにかく 何気なく始まる

単調に 繰り返したのち

また しばらく 休む

結構 気になる

夜など わたくしのなかで 沸点が 低くなってくる感じ

うるせぇよ がたがたしねぇで 寝てくれよ なんて 呟いてしまう

いま

そうそう なにかが起こるなんてことも 無さそうな感じだし

もしかしたら もう 父の 介護ベッド下のとこに ぴたりと 張り付いてることも 必要ないのかもしれない

自室に 寝ることに戻してしまってもよいのかもしれない

寝ることと あまり 仲良しでなかったけど

介護 増し増しになってから むしろ 眠れるようになった

自室より 睡眠環境がいいのだろうな

父のため とかいって

空調も 気を付けたりしてるもんな

そんな おかげさまなとこにおるのに

うるせぇ とか 全く勝手な話なんだよな

そんなこと あんちゃに言ったら

「あ~ でも あの がたがた 気になるよね」て 共感してくれた

あんちゃは まむし以来 閉めきって 蒸す 茶の間に 寝てるのにね

すまぬ

ありがとう

苛々せず

お得意の 聞き流しでもして

しれっと 寝てしまおう

…とはいえ また 今夜も 間歇泉の がたんがたんが 始まって

びくっ としたり

いらっとしたり

いかんいかん

かも~ん しれっと聞き流し能力!

おやすみなんし

いい夢を

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