青春に くすぐられる

仙台にて
てくてくが 調子づいて
つい 思い出を 辿ってみようかなんてことを思った
もうなくなっているのはわかっているけど
今はどうなっているのかな…と
東北大学 片平 法文堂
七声会の 練習で 通ったところ
青春で
怖いもの知らずで
恋なんかもして
してないふりもして
横暴だったり
臆病だったり
なんか きっと その頃の わたくしなんかが そこいらから とてぱたと 駆け出してきたら
眩しくて 気恥ずかしくて 気が気でなくなって
あわあわしちゃいそうだな…なんて
あばら骨の内側辺りが
こちょぐたくなっちまいました
安心しろ そんなもなぁ 出てこねぇ…
そんな阿呆の 白昼夢みたいなことを うろうろと思いながら
構内を 横切る
メタセコイアを見上げていたら
眩しくて 涙がにじんだ
久し振りの 光が
思い出が…?

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