7daysbookcoverchallengeSpinoff「性差 性別 性同 性違 性異」テーマ その1

性懲りもなく続けてるよ 一年以上もさ

こりゃきっと やめる気ないんだろうよ

7daysbookcoverchallenge から 勝手に 派生させた

個人的 本の振り返り おたのしみ

7daysbookcoverchallengeSpinoff

今回のテーマは「性差 性別 性同 性違 性異」その一日目

今年 12月に 仙台YWCAで LGBTQ+に 関する 企画があり

そのあたりのことに 馴染みのない方々に 知ってもらうために なんか 取っつきやすい本ないですかね?といわれ

ちょいと 本棚 発掘しており

Lに関する本は 比較的持っておるものの

ストレートにそれのみって

むしろ取っつきにくいのかもなぁ…と

もすこし その周辺のも混ぜたいと思っておりますとこ

この 雨宮まみさんの『女子をこじらせて』(幻冬舎文庫)は

LGBTQ+ 視点からは 外れていそうだけど

社会的「女子」としての あてはまらなさを抱えながらも

何とかしようと 足掻き

己の 欲する 興味 思いのままに 突き進んで

AVライターとして 立ちゆけるようになり(数々の 困難ありありだったとしても)

自分の中の 性的なものについての 分析

ある意味 自己救済にまで 辿り着く

ここまで 包み隠さず開けっ広げられる 清々しさ

著者は あっけらかんと さばけて 書いたわけでもなく

それなりに 痛く苦しい思いをしておられたようだし

しかし それが 陰鬱 隠微に 湿ったまんまではなく

消化&昇華しておられる

その分析力が 救いの光と共に

愉快の 律動さえ 帯びてくる

「男視線を内面化」してしまったがゆえの 己の欲望や 挫折

自己分析でここまで 辿り着けるって すごすぎる!

社会学者の 上野千鶴子さんが 絶賛なさるのも 納得

性的なものについて 書くと

要らぬ 踏み込みをしてくる ゲスな 眼差しに 取り囲まれ勝ち

わたくしもかつて ちょこっと そういうことに触れたら

いやはや ばかやろうどもの 探り入れったら

ぶっとばしてやろうかと思いましたよ

…まぁ そんなことはさておき

男社会が 作り上げて 死守しようと 躍起になってる あれやらこれやら なぎ倒して

これからも どんどん 胸のすく本を 出していってほしかった

雨宮まみさん…2015年*惜しくも 逝ってしまわれたのだと

大好き♪と 思う 川上未映子さんが

雨宮まみさんに 触れた 文章があった

↓↓↓↓↓

https://www.mieko.jp/blog/2016/11/18/1678.html

書き手の方々からも 一目おかれていたのだな

他の著作も 読もうと思う

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