保育 本来の姿をみる

筆甫保育所の お庭畑で採れた ズッキーニをいただいた

こちらの保育所は きちんとした 厨房があって

そこで 食事もおやつも 作っている

栄養士さんが たてた 献立について 話し合いの機会をうけて 決めていってるのだけれど

畑の収穫も 盛り込んでゆく という 柔軟性も持ち合わせているのだって

いいな いいな

「放射能の 検査もちゃんとしてだいじょうぶだったんてすよ~♪」て

とても 嬉しそうに いってくださった 八巻所長先生

福島県境に近い 丸森町筆甫の 震災後の 放射能問題は

かなり 大変だったのだ

線量もだけれど

放射能は 「県境をこえない」ことになってたのもあって

かなり そのあたりの 対策の遅れ

何とかしたい人と 触れないでほしい人との 擦れ合い…

今は だいぶ 落ち着いてきたとはいえ

深まった溝も あったであろうね

じんわりと そのあたりの 越えてきたこもごもを 振り返り 苦い思い むしかえる

でも そうして 越えてきた日々 

きっと 財産にかえてゆけるね

お子たちのなかに 野菜苦手さんが ほとんどいない とな

「それしかなくて それ食べて暮らしてるからねぇ」なんて 朗らかに笑う 所長さん

「食育」なんてことばが 流行り廃りみたいに 取り上げられたりしてるけど

育てた いのちを いただく…食べて育む…当たり前のこと

そういう 本来の姿が 息づいてる 筆甫

いいとこだ

本当に 

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