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流布しているものが
結構 上澄みだったりして
鵜呑みにしたりして…

受け取ったら 立ち止まって 自分でも あれこれ 調べたりしてみるといいかもな

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何の気なしに「うえの」7月号をめくってたら、石川九楊先生が1、令和は万葉集でなく、後漢の詩が出典。2、万葉集を国書と呼ぶのはおかしい。「日本の古典」というべき。3、Reiwaの発音は日本人には無理。レエワになる。4、令の字は斜めに留めるべきなのに、政府掲げた時は縦にだらしなく伸びている(パソコンの令も同じ)。5令の字は、被り物+跪く、で官僚が詔にひれ伏す姿。などなど「選りに選って、音は珍奇、意味は悪辣、品位は不粋、文字は異様な前代未聞の元号」と書いておられる。詳しくは、「うえの」7月号をご覧くださいませ。なんか腑に落ちた。

付録 それにしても「うえの」は勇気あるなあ。のれん会のタウン誌なのに。これ読まないと損損。篠田桃紅さん浦井正明さんの連載、アーサー・ビナードさんもよく書いているし。
政府筋か、令和の令にはよい、という意味があるとも弁明していたが、石川先生によれば、
令=天の命令はすなわちよきことという天下り。
吉=よきおとづれを大切に守る
良=穀物の良し悪しを選り分ける
佳=美に力点がかかっている。
と「よい」も様々な意味を含むとのこと。
私が息子に最初に教えた「論語」は「巧言令色少なし仁」でした。

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