探してゆく日々

目の前にいる人に

伝えたい思いを

届く 力加減で

その場にあった 形で

手渡したいのだけれど

その 生身の場面からはなれたところでも

伝えたいなぁ…と 思うこともあって

その場にしか 合わない 形を 削ぎ落としたり

付け足したり

別のところに 届くような 重さ 軽さ 磨きのような 手を加える

特定の人との 会話と

作品(ときには 作品未満の もの)…の 違いかなぁ

そんなことを思いながら

想いの水底に

ずぬずぬっ と 手を沈めて

足りないことばを 支えるなにかを

探していくような 日々

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