ふと開いた穴に 流れ込む

ほんのささいなことに過ぎない
けれど すれ違った摩擦で開いた その小さな小さな穴に
思いやる余裕や 楽天的に紛らせる気持ちが 吸い込まれて
ぎすぎすと 乾いて 意地の悪い気持ちが
負の 思い出ばかりを 拾い集めて つなげていく
すべてダメにしたいわけでないのなら
いっときの 鬱憤晴らしのためだけに
言葉を吐くな
押し黙るのだ
吐きちらしそうになる毒を 酒で逆流させてみる
そんな夜があったってよかろう

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