完璧を絵に描いたような

始まりの虹のはじ今朝 見事な 虹を見た
初め 一筆 するりと はしらせたような 
ほんの 断片だったけれど
すべての条件が ぴったりと そろったのか
国道を 曲がったあたりで
これ以上ないくらい まさに 虹というものはこういうものである と 
揺るぎない形で 虹!
うわああああ もうう 運転してる場合ぢゃないっ
みんな車止めて ゆっくり 虹 みようよおおお~!と 心で叫ぶも
1人で止まるわけにも行かず
横道停車するような スペースもなく
もう少し行けば 停車できそうな場所あるけど・・・と 思っているうちに
夢のように その完璧な 半円は 消えてしまった
すぐそこの 小山の 手前から 立ち上がる虹の根元
そのあたりを 通る頃には 虹は見えなくなっていたけれど
もしかして そのど真ん中に突っ込んだから見えないだけなのかも
いま 光の帯の 真っ只中なのかも・・・なんて思って ぞくぞくした
余分な湿り気は きらきら光りうけて 七色に分散して 蒸発しちまえたような
うっとり気分でした

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