やれるようにしかやれぬ

「助けて」ほしいひとの

助けてほしい形で 助けられず

でも なにか 足しになることを 

ほんのいっときでも 踏みとどまり 落ち着けるきっかけを…と 試みるも

「助けてくれない」と

「もう」逝きますてな 言い捨て

でも ほんとうに とっとと 逝きたいなら さほど知り合いというほど 会ったこともない わたくしに そんなこと いってくるわけはないのだろうから

なにかを と 投げかけてみる

やがて

「連絡しないで」て

わたくしからしたわけではないのだが…

混乱しているのだろう

おーばーどーす とか そんなあたりのせいなんだろう

そうしていままでひとつひとつ 壊して手放してきたのだろう

かいつまんだ経緯しか知らないが…

「ババアうざい」と言われても

若造と違って うざいが取り柄 と 構えてみるも

再び いとぐちは 断絶した模様

住まいも知らんのだ

よたよたと 起き上がり 腰をさすりながら

どうか いまいちど 踏みとどまれ!と 願うしかない

氷解できるとよいな

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