まるで夏が得意な人みたいに

うっかり暖房に気づいて

真夜中に 仕切り直したものの

久しぶりに 眠りのしっぽを 掴み損ねて

宵っ張りに なりそうであった昨夜

おかげで ちょいと 寝坊の朝

家の中が 既に ぢわり と 暑さに 侵食されかかっているとこ

ぐい!と 顔上げて

まるで夏が得意な人みたいに

おっこんだまんまの洗濯物 分別したり

味噌汁に わかめを いれるため うるかしたり(お手伝いさんあり)

蓮さまの ごきげんうかがいにいったり

汗じみたくないわぁ…て 否定的な気持ちを 真ん中にすると すべて 嫌嫌になりそうなので

汗かくわよっ♪とか 強がりでも 口に出してみる

傷まぬ内に と 朝から もつ煮込みの残りを温めて

萎びかけた 味来…という 生でも食べられる白くて甘いとうもろこしを 熱したり

先日仕込んだ紫蘇ジュースの 最後 炭酸で割ったりして

変則 朝ごはん

「まるで夏が得意な人みたいに〜♪」てのを

小田和正さん風の 旋律つけて 歌ってみたりして

気張りすぎると 早々にへたばるので

風の通る場所で

珈琲飲んだり

繕い物をしようと思う

コメントをどうぞ