7daysbookcoverchallengeSpinoff2026 その110

この方のエッセイは 全て追いかけたい!と 思っておるのでしたよ

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「コロナ禍」と 言われ始めた頃

#7daysbookcoverchallenge は

不要不急の外出 自粛など 

鬱屈 混乱の中で

お家滞在時間を 楽しもう

読書文化復活させよう

…という流れ

どなたが 始めたものか わたくし存じ上げませんが

もともとは 誰かから バトンタッチされて バトンタッチしてゆく タグ付けしたりする 7日間…という やり方でした

本の表紙のみ紹介だったのは

著作権の問題かな?

いろいろ 制約あったのだけど

己の読書記録のために

制約取っ払い

#7daysbookcoverchallengeSpinoff と 題して 続けて

7年目もやります

7daysbookcoverchallengeSpinoff2026

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その110

『背表紙の学校』奈倉有里(講談社)

選ぶ言葉の 読み心地のよさ

素晴らしい翻訳をなさる方と言うは

単語を 置き換えるだけではなく

この文脈で 用いられるにあたって どの言葉が より 思いが通じ合えるものであるか やら

文化 歴史を背景にして 湧き上がる思い 言葉は どのような 方向へ向いて 

どのような手触りのものになるのか と

作者の思いだけでなく

その国の 歴史や 思想体系などにも 分け入り

哲学的思索にも 触手を伸ばしてゆかれるのだろうか

世の中の事象への 見極めも 胸をすく思いにさせてもらえる

「柏崎が抱えている大きな心配事」を 近くで見て考えて何とかしようという考えから

「柏崎の狸になる」と そこに家を買って住まうようになり

留学していた ロシアのことも 常に つながりのなかから 考えを紡ぎ出してゆく

社会不安があるときは 陰謀論や歴史捏造が 人気を集め「擦り寄るために作られた嘘」に 騙され

誰より正誤の判断を重視しなければならない 政治家や学者が 率先して嘘をつく姿に 絶望したくなる…と 言葉に表してくださる

そして「はじまりを掴む」は 日頃 お子たちと 向かい合う仕事のなかで 実感すること

はじめてのことは うれしいたのしいよろこびで 溢れてて

それをまた 何度も味わいたくて 大したことないことなのだけど「もっかいもっかい!」と くりかえす

そして なんどでも 大笑いする(わたくしの差もないギャグ的なあそびでも)

オトナになると

「そんなに何回もやめなさい」 と たしなめがち

でも よろこべるならよろこべばいいのだ

歳を重ねると 知識や記憶の焼き直しで ものを見てしまい

手放しに 楽しむ喜ぶ能力を 発揮できなくなる

「そんなの知ってる」てのは

偉くもなんともないよね

そんなことも 改めて 思わせてもらう

どこをとっても 珠玉の一冊

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