‘ご本のこと’ カテゴリーのアーカイブ

自己 海老水餃子仕込み

2012 年 5 月 20 日 日曜日

くうぅ…しまった

うっかり 明川哲也さんの『オーロラマシーンに乗って』を 読んでしまったぞ

哀しみや やさしさや 切なさに

真っ直ぐ 刺し抜かれた

あぁ こんな風景知ってる…でも いつしか 目をそらしていたものが

改めて 差し出された 感じ

余計な お飾りせずに

透明なものが きゅう と つまった本だったものだから

よごれつちまつた わたくしが 狼狽えて

そりゃもう あとからあとから 涙がでちまって

このままでは 瞼 明日朝 海老水餃子になること 必至

泣いても 目が腫れないで すむ方法って 無いものか~

こういう本が 絶版になるってどういうことか~(明川さんのサイトで見るまで知らずにいたくせにな)

部屋にて 心身じたばた悶絶

掬い上げるもの

2012 年 5 月 17 日 木曜日

胸のうちが ごぼごぼと興奮したり

冴え渡って 澄んだ 心持ちで 見通せるときは

次から次へと 思いを 言葉に繋げる 力に 満ち満ちるのだけれど

時折 微熱にまとわりつかれる倦怠のような 重く面倒な 下向きの気持ちの時は

吐き出したいのに

いっこうに 言葉に繋がらず

吐き気未満の おくびばかりが でるようなでないような…

そんなとき 好きな 書き手さんの 文章をよむ

その 心地よい 律動が 言葉選びの 角度が

ぶよぶよ 白濁して 見えぬ 胸のそこから

すぅと 思いの 輪郭が ぼんやり見えるあたりまで 引き上げてくれたり

こんぐらがった 思いを 優しく 梳って

さらりと ほぐしてくれたりする

今日は 川上未映子さんの『世界クッキー』(文春文庫)に すくわれた

なんて 心地よい 思いと律動なのだろか と ころころ こころ転がる思い

あまり脈絡はないのだけれど

この本のなかの「人が全員もれなく、頭蓋骨を所有しているのだ!」と きづいた というくだりで

わたくし そういえば 幼い頃から

唇の裏側に 両の手の 人差し指と中指を入れて グッと広げ 歯を食い縛り

歯並びを 剥き出しにして(この歯並びのあたりの付け根の骨もまとめてこと「あご」でなく「あぐ」というけれど、標準語でしょか!?) 鏡に写して

あぁ わたくしは 頭蓋骨を 持っている …と 確認しては なんとはなしに 安心していたのだった

どんなに おかしい~とか 変わってる~とか からかわれたって

ちゃんと 頭蓋骨があるもんね…て 思うのは

怖いけど 安心感を得られるひとつであったのよ…なんてな 大切な思いだったのに 忘れてしまっていたことを 思い出すことができて

なんだか うれしかったのですわよ

こんな個人的な 思いの動き

預かりしらぬであろう 川上さんに ありがとう~と 伝えたい

世界で一冊の本 from明川哲也さま

2012 年 5 月 16 日 水曜日

世界で一冊の本が 二冊ついに 届きました

同じ体裁のものは たくさんあっても そのものは ただひとつここにあるもの…とかいう 物質の話は さておき

絶版になってしまっている 著書に

明川さんが メッセージを 書いて 送ってくださる

「世界で一冊の本」です(リンク集でもご紹介している 明川さんのサイト『道化師の唄』のなかの 「アルルカンの市場」コーナーを ぜひ♪みてくたされ)

どんな感じのことを書いてほしいかの リクエストにも答えてくださるとのことでしたが

わたくしの ちっぽけな 想像力なんてなものよりも

明川さんご自身の なにか 今 グッとくる言葉とか

これナイス! と 思われるもの…なんでもよいですから なんて

かえって 面倒なことを お願いしましたら

もうなんか 思いもかけなく きらきらしい 素敵な お言葉を書いていただいてしまいました

以前メールでも ちら と 書いてくださった

「いっしょのステージできるといいですね」なんて 光栄すぎて うろたえる言葉まであったりして あわわわ…

代金振込みは「御気分のいい時に」だったりするのですよ もうっ!!素敵♪

震災後の「自分が今すぐできることを」…と

ご自身のアトリエに 被災したかたの受け入れを呼びかけられたのを目にして

感動しておたよりしたのがきっかけで

以前よりも 目で追うようになったのですが

普段の言葉のなかにも うたがあったり

思うことを てらいなく 真っ直ぐ届けようとなさる生き方に 惚れてしまっているもので

そんなかたに すとん!!と

手渡してもらえたことが 恋する乙女みたいに どきどきと嬉しい

気分よくなりすぎて なんだか ふらふら 酔っぱらいみたいだ

今晩 酒のんでないってのに うぃ~

なんだか 涙まで にじんでしまいましたわよ

若干の違いだが

2012 年 5 月 5 日 土曜日

Simulation …想定したモデルにて 疑似体験や 行動の分析したり 推測していくことですが

ずぅと しゅみれーしょん だと思ってました

なるほど よく見りゃ シミュレーションです

「シュミレーションと言われやすいが間違い」と 明敏ちゃん携帯の中の 辞書にもありました

…てことは間違ったまま使っている人も多いってことね

ちょっとした違いだけど

こっぱずかしいもんだわね

確かに「しゅみ…」と文字をうってもそのまんまだが

「しみゅ…」と 入れると すぐさま 変換候補に「シミュレーション」が でてくるものな

あぁ 揺るぎなく思い込んでて 間違いに気づかないことって

まだまだありそうだぞ

ひ~

気づかせてもらえたのは 辺見庸 氏の『瓦礫の中から言葉を わたしの〈死者〉へ』(NHK出版新書)の おかげ

辺見氏の 本は ついつい 尊敬の眼差しで

一言一句 なめるように読んではまた 戻り味わう もんで

うっかり 流す言葉も 改めてみる感じなんだなきっと

ありがとうござります

晴耕曇読

2012 年 5 月 4 日 金曜日

生暖房うし猫穴から 吹いてくる 湿った風に 冷えた足を

時々 うっし~にあてがって 温めたりして

てれてれれん~と 寝転がり 漫画読み

『木曜日のフルット』石黒正数 著(秋田書店)

『フキンシンちゃん』長嶋有 著(マッグガーデン)

『深夜食堂 9』安倍夜郎 著(小学館)

読み終える頃に ちと 鼻水

冷えのせいなのか

物語やら作者への感動なのか…

物語に翻弄されるのは…なんて

ぐだぐだいってたわりに

ずっと どこかの世界をさ迷っていたみたいで

今日はなんの日でしたっけ~今何時なんでしょうか~

…なんてな 冬眠明けの 生き物っぽい 風情になっちまいました

あぁ 昼御飯食べたかな…なんて思ったりして

いかんいかん

メイン作ったの わたくしぢゃないか…と 思い出して

ちょっとだけ 安心

「さっき茶の間に降りてきて 半眼のまま 紅茶四杯くらいがぶがぶ飲んで『にげぇ』…て言ってたの覚えてる?」と 家族から

あぁ そんなこともしてたな

まだ 酒気帯びてないってのに

ぼやけた 一日…それもまた よし…か?

ああ 冬の 毛のもの 仕舞いは 明日だな~

読み散らかしも ちょこっと整理

2012 年 5 月 3 日 木曜日

昼食後 やっとこ うっし~も 布団から退いてくれたので

布団たたんで 部屋の 整理開始

積みっぱの 洗濯物(洗い干し終わったやつ)

それぞれの仕舞い場所へ…全部入らず 仮置きなど

あぁ こんな 毛のもの もう 着ないわぁ…てな 真冬ものなど

明日以降 風雨が ゆるんだら やらねば

布もののあいだっこに 落ちていた 読みかけの本 拾い上げているうちに 読書時間に 突入してしまい

『リスボン日記 テルマエは一日にして成らず』ヤマザキマリ 著(フリースタイル発行)

『響子と父さん』石黒正数 著(徳間書店)

『瓦礫の中から言葉を わたしの〈死者〉へ』辺見庸 著(NHK 出版新書)学習しないわたくしの学習参考書

最初の二冊は あはは けらけらと 読んでおったのですが

敬愛する(つってもそんなにたくさん読んでないのですが)辺見庸氏の ものは

あっ…と 絶句したまま 忘れ物の蓋が 開いて中身が 散らばったような 気分に…

震災後 思いが 滞らぬように と

過剰に はきだしていたようで

まだまだ 未消化 未整理 部分があるのは 薄々 感じていたけれど

それらを もう 無いものに してしまいそうな おのれの 気弱な部分が 突きつけられたようで

しまった…と 心が 冷や汗を流す

いやまてよ それも 考えすぎかも と

頭冷やそうと またもや ヱビス缶に 頼ってみたけど

…で それで どうなんの!? などと 余計に 脳髄が 泡立ってきた感じ

まずいぞ

更に 『水の透視画法』辺見庸 著(毎日新聞社)の 読みかけも出てきて

不用意に ザクザク読めないから 時間あるときに一編一編 大切に味わって 読もう…と 心に言い含めた 過去の思いを 思い出して

あぁ 今が その時なのですかもね

なんて 宿題 思い出した 夏休み最後の日みたいな気分でおります

でも トホホな気持ちでなく

これもまた やりがいあってたのしみ というか

でも 引き締まった気持ちというか…

『瓦礫の…』の第一章で

辺見さんが 生まれ故郷 石巻が 海に呑まれる 映像を観て

「喉の奥で低く唸りつづけるしかありませんでした」とかいているのを 目にして

震災後 一週間経って 夜中の 一時頃 電気が戻って テレビをつけた瞬間

津波の映像が 映ってたのをみて

喉の奥で 声にならない 悲鳴をあげ続けた あのときの自分が よみがえった

だらだらと 酒びたってる場合ではないのにな…と

2缶空けた後に 深く反省

あの頃の 役立たず感まで 甦って

あ いかんいかん 下向き禁止~!と

自分にビンタ

落ち着かなきゃな

物語どっぷり

2012 年 5 月 3 日 木曜日

はまると 翻弄されて ぐずぐずになりがちなので

不用意に 物語にのめりこまないように

はすに構えて 観たり 読んだりする 難儀な 心持ち

ばかみてぇ

でも 連休だしいいかぁ と

今朝がた やってた NHK 朝の連続ドラマ再放送『カーネーション』前編

うっかりみてしまいました

落涙怒濤…

なんていいんだ 皆役者揃ってるわ~と

れいせいになるふりしても だめでした

のめり込みまくり

いまやっている ドラマの方は どうにも 入り込めず鼻について(失礼)つらくて みていられぬが

やっぱりいいわ~…編集版でも ぐっとくるのは

一回観て おぼえているからなのか

観たこと無い方は どう思うかわからないけど…

ぼ~と してしまった頭 シャキッとさせようと 部屋の整理でも…と 思いきや

ねこさまたち お二方とも 部屋におって

がたがたするのははばかられるか…と

あんちゃが 貸してくれた 漫画『それでも町は廻っている』石黒正数 著(少年画報社)9巻まで 一気読み

だ~

再び 落涙いい町だ~

先日 リハーサル前に 同じ作者の 漫画本 貸してもらって

その中の一冊に 心乱れまくりましたが

今回のは ほのぼのして

あたたかな何気ないまちの 設定のなかに

ふと挟み込まれる 作者おとくいの ミステリーっぽい あれこれもあったり

ぞく とさせる 不思議話も あったり…

でも 主人公 歩鳥(ほとり)ちゃんの 天真爛漫さと それを取り巻く 優しい人達に包まれて

幸せなきぶんに~

あぁなんだかもう どっぷりでした

「完結してると思ったんだけどさ…」と あんちゃ

続いているとちゅうのものは あまり 買わない あんちゃですが

石黒さんに はまったもよう

よっしや 彼の作品は 今後 あんちゃにまかせときゃ いいかぁ なんて 都合のいいことも思ったりする

がっぷりエスエフものより 今回のが 好き♪て 思いました

うむうむと 頷く快感

2012 年 5 月 1 日 火曜日

挿し絵もよろし最近 映画化された『テルマエ・ロマエ』で おなじみ

ヤマザキマリさんの『望遠ニッポン見聞録』(幻冬舎)面白かった

もともとが 根性すわったひとであった とか

自分の 身を持って経験したことを その身に蓄える 才覚を持った方だとか

いろいろあるのだろうけれど

着眼点やら 妙なかっこつけなさぶりが かっこいい

外国に出て いかにも 「見聞広めてますあたし」「独自の視点が個性的でしょ」てな 感じの 自意識ぷんぷん匂うやつは 勘弁して~と 思うけれど

ヤマザキさんは とてもとても 自分の 肌身の 等身大で ものを語る 感じ

「味覚のプライド」なんて 言葉やら ぐっと きました

すかしたこと言って かっこつけているやつらの 外面 ベロ剥けされればいいのに なんてなことを 思ったりする

いぢわるな わたくし

ま そんなやつらは こういう本 読まないのだろうけどね

男漫画!?二点

2012 年 4 月 27 日 金曜日

ジジゴクは ホロリとしたりもするそこに行きたい訳じゃないけれど

縁の無い 確立された世界を

離れたところから 覗き込みたい思い

もう 五巻目の『めしばな刑事 タチバナ』原作 坂戸佐兵衛 作画 旅井とり(徳間書店)

『シジゴク』沖田次雄 著(双葉社)

ちょっと しびれる台詞なんか うつらないようにしないと

柄悪い なんて言われてしまうわ また

素敵な 女漫画で グッとこないで

男漫画に 影響されるって

どうにも困ったものだ

リハーサル前夜の心持ちにあるまじき

2012 年 4 月 20 日 金曜日

ま とりたてて 大層な 準備などしませんし

他に 忙しいあれこれを 入れないで

疲れすぎないように…くらいの 準備はいたしますが

あれこれ衣装を 鞄に 詰めて

さぁて あとは 風呂入りながら洗濯すんぞ~ てなときに

あんちゃから「これ面白かったよ…ちょっと可哀想な話でもあるけど」と

漫画本貸してもらった

『外天楼』石黒正数 著(講談社)異世界ミステリ…ですと

なんのけなしに パラパラみた

あっさりやり過ごしたけど

こういうのって あとから しみじみ 寂しさとか 切ない感じが 襲ってくるんだよなぁ

取急ぎ 読むんじゃなかった

不思議な 世界観と 近未来!?のような

スッキリした絵柄に

でも 人の心持ちの 滑稽さ どろっこさが 水底に 沈殿していて

軽く涙もにじんだりして…

ま 明日あさっての 舞台リハーサルや 本番には影響しないだろうけど

ちょっと 今 心身 ぐにゃけぎみなので

揺れ動くわぁ…

ま 風呂はいって 頭のなかも 洗おう(実際の話じゃなく気分的にね…て当たり前だが)