‘言の葉’ カテゴリーのアーカイブ

光に見とれて帰る

2017 年 12 月 11 日 月曜日

ゆうひ遮る雲があるから

光の道が 見えるのだな

「お陰さま」というか「お影さま」だな なんて

浮かんだ言葉の 雲を 

ぽわんぽわんと 飛び歩くような 心持ち

光に

雲に 

見とれて帰る

狐にもらった赤い実のうた

2017 年 12 月 11 日 月曜日

赤い実赤い実 あげっから

いつでも いばぃん

嘘だって うれし

遠慮すねぇで 選ばぃん

おみやげ 重くて

帰らんねぇ

狐が 

くれたは

煙の夢

こん♪

朝日と木が描いた

2017 年 12 月 11 日 月曜日

朝日と木が描いた

朝日と 木が 描いた

この一瞬だけの 色と 形

昨日と 同じよう でも

初めまして の 一瞬で

二度とない 一瞬

この色を

思いを

むねに 留めて

改めて ゆこう

初めまして と 描いて ゆこう

からえん

2017 年 12 月 10 日 日曜日

あさごはんわかめの話題繋がりで

児童館仕事なさる おともだちが 

面談で お子に 好きな食べ物を訊いたら「わかめ」て 言ったというはなしきいて

すごいねぇ いいこだねぇ なんて 

朝御飯の場で ちちははと 盛り上がった

果たして 今の お子たち 好きな食べ物って 何て言うのが多いかな?

果物系多いかな?

少し大きくなると お肉 とかも あるかな?

父は 昔 商家の 次男坊で

白米は長男で それ以外は 麦混ざり飯だったから

よそわれるまえに こそっと 白米のとこ 掘り出して分けてたとか言ってたから 白米もしくは 餅好きになったか?なんて 話にまで いきつく

そのなかで「男は畳 女は『からえん』」て ことばが出てきた

ん?

何ですか?「からえん」て…

ご飯食べるとき 畳敷いてあるとこの 周りが 板敷になってて そこのことなのだと

調べてみたら 福島方面の ことばで やはり 板の間や 板敷のところのこと「空縁(からえん)」というのだと

へええぇ

そんなとこに おなごらを 座らせるとは

全くもって 困った 風習でありましたね

辛いのよ 冬場の 板敷正座って…

暖房効かせて 温かな室温だとてね(保育仕事のときに 昼御飯のとき そのような状況になるもんで 座布団持ち込みまする)

ま それは さておき

生物学的にも そういうのに 耐えられる 強かさをもつ おなごであるから そんな日々も 越えてこられたのだとは 思うよ

でも そういうの やめようね なんて 温かな部屋で 笑う

平和だ

声を聴かせて

2017 年 12 月 6 日 水曜日

声を聴かせて

声を 聴かせて

電波にのせた 声じゃなくて

かつて 歌った 歌でもなくて

目の前で

手に

目に

耳に

思いに

触れながら

今を

聴かせて

生きている

生身を

震わせて

あたためなおす

2017 年 12 月 4 日 月曜日

あたためなおす

そりゃ 淹れたての

温かいのが 美味しいに 決まってるのだけど

冷えきった珈琲を

残念な気持ちで 眺めるばかりではなく

温めなおす

それはそれで 美味しいものだ

日々のことでも

残念がってばかりいないで

温めなおそう

そんな風なこと 思う

かえる

2017 年 12 月 3 日 日曜日

夕暮れが

焚き火の 煙

どこかの家の おかずの匂い

ひとつ ふたつ みつ 灯る あかり

なるべく みんな

あたたかくて やわらかい 思いで いられますように

山の端の 暮れ色に 願い 託して

帰る

自分に かえる

次への備え

2017 年 12 月 2 日 土曜日

ぶるべりゆりたね

次への備え 抜かりなし

光も

寒さも

受けて

乗って

ゆくぞ

ひらひら 羽

2017 年 11 月 11 日 土曜日

羽ひとひら始まるときだって

わざわざ 挨拶なんて しなかったものね

行ってしまうのに

とりたてて 何か言うこともないのかな

一秒も 逃すことなく 見つめていたわけでもないのだから

ふっ と ひと吹き

ひらひらと 羽 ひとひら ゆくのを 眺める

手も振らずに

背を向ける

ちょっと 泣くかもしれないけど

すすきでそうじ

2017 年 11 月 8 日 水曜日

すすき

さささと

しずかに

すすきの さきで

せいせいするほど

そうじしよう