‘ご本のこと’ カテゴリーのアーカイブ

「本を読んだ」と思えるのは

2019 年 3 月 15 日 金曜日

メモリークエストここ最近で 本を読んだ…と 思えるのは

先月末に お江戸への行き帰りの 電車の中にて

電車で読む本は

内容も 重量も なるべく 軽やかで

なるべく 泣かずに済んで 後腐れないもの…失礼な言い方だけどね…

んで ここしばらく わたくしの中で 高野秀行さん祭り開催中なので

行きも 帰りも 高野さんの本でした

しかし 『移民の宴』では 震災のすぐあとに 気仙沼やら南三陸に 来てくださったというあたり

うっかり 泣かされてしまい

いやはや 焦った

なんだかんだいって ふざけたような 愉快なものも

涙にじませてくれるんだわ 高野さんの…

でも こんな気持ちでいると

普段から 泣きそうなものを読まなくなっちまうのだ

いかにも 泣かそうと思って 書いてあるものは もともと 好きでもないのだけど

泣かされるな…と 予感してしまうものも 避けたりするの いかんいかん

構えを取り払おう!と 己に向けて 呼び掛けてみる 春の入り口

読めないのに

2019 年 3 月 15 日 金曜日

重なっていくけどなかなか ゆっくりじっくり 本を読む時間を とれないでいるのに

また ご本 届いてしまった

自分で頼んでおいて こんな言い方どうかと思うが

新刊だけでなく

大分前に 頼んでおいて

でも 絶版になってたとか 品切れてる…とか

そんなあたりの 復刊本もあり

忘れた頃に

「復刊しましたから送ります」となる

うれしいやら

えっ!?今なんすか!?と ふところぱたぱたぱた と 叩いて探ってみるとか…

読みたいのに読めないでいる本の上に

またどんどんと重なってゆく

もう一生本なんて買わなくたって読みきれないほどあるかもしれないとしても

手をのばしてしまう

とにかく 少しずつでも 活字埋没時間を 確保しよう(ちょこっとずつ読むのって 好きじゃないんだけど)

復刊は 忘れた頃に やってくる けど

それだからこそ 今ない本も 諦めずに

欲しいんですけど~て 呼び掛けていこうと思う

まさか泣くとは!?

2019 年 3 月 1 日 金曜日

高野さん祭りは続く旅のお伴の 一冊は

軽やかに 楽しいものを…と

『移民の宴』高野秀行 著(講談社文庫)を 連れてまいったものの

迂闊であった

高野さんは ふざけたことをいってるようで

実に やわらかにこまやかに 人の心に 添う

ふははは と笑わせながら

じわわん と 温かな涙にじむ ドキュメントを 書かれるかたなのだった!

震災後の 気仙沼に 何度か 足を運ばれたとか…で

そのいきさつを 読みながら

ぼたぼたぼたっ と 紙面を 濡らしてしまった

ううぅ

でも いいや

なんだか ありがとうございます 背筋のびる

あぁ あの日から 8年目になるのだな

三月だ…

味わう

2019 年 2 月 24 日 日曜日

内海宜子さん訳されたご本助さんとの ご縁で 繋がった 内海宜子さん

先日 かつて 訳されたという ご本を 送っていただいた

アンデルセン原作の『雪の女王』ナオミ・ルイス文 エロール・ル・カイン絵(ほるぷ出版)

かつて あんちゃが ほるぷの本を 学校に販売する仕事をしとった関係で 見たことはあった

「あれ?買ったの?それうちにあるよ」て言ってたな あんちゃ…

思えば はしょりまくった 甘い絵のやつと

色気もそっけもない 文字だけの文庫本で かつて 読んだことはあるけど

ほとんど忘れていて

改めて じっくりと 読んだ

なんか 優しいものがたりだね

愛を抱く ゲルダヘ

助太刀の手をさしのべる

もしかしたら 雪の女王自身も 何をか 奥に いだいていたのかもしれない とも 思わせられた

宜子さんの やわらかにお茶目な お人柄を ふと 思う 端々のことばえらび

素敵な本でありました

ありかとうございます

兄弟仕事

2019 年 2 月 12 日 火曜日

古本屋台あんちゃから「きみも 好きかと思って」と

本を貸してくれた

『古本屋台』

Q.B.B.という 久住兄弟の ユニット

あぁ たしかに 好きだぁ

愉快で 味があって

ついつい 古本屋台を やりたくなったりする

そういや あんちゃが 倒れたあと

今後どうしたらいいんだろ 古本屋とか古道具屋的なものを きょうだいで やろうか そういうしごとなら 本好きのあんちゃも やれるかな…とかね

考えたことあったっけな

そんなことも じわ とか 思い出して

ちょ と しみじみ

くちずさむ

2019 年 1 月 4 日 金曜日

楽しい本頼んでいた本が 届いた

内田麟太郎さんと 西村繁男さんコンビの 絵本

ああぁ たのしい

くちずさみたくなる(すでに声に出して 何度も 読むので あんちゃに「あやしい…」と 気味悪がられている)

保育園の 二月の本

『とろ とっと』 にしようかと思ってたけど

『むしむしでんしゃ』も 捨てがたいな

晴耕雨読の「本と鍬」やさん

長新太さんへの 明らかな?オマージュのページ

ゆかいであたたかくて

虫好きなものにも たまらん フィニッシュ

ののたん ののたん ののたん ののたん

しばらく このリズムで 歩きたいや♪

途中まで 車で

2018 年 12 月 23 日 日曜日

よるまでもたせてくれ黒磯駅二冊携えて

江戸へ

しかし 本日中に 帰路につくため

黒磯まで 車で出た

誰にもすすめないけど

諸事情考慮すると

わたくしなりの いい塩梅の着地点なのでした

ある程度の惣菜整えてから ゆるりとでたので

何時につくやら…

電車部門 旅のお伴は

三浦周二郎さんの『記憶は消えてしまうから 認知症の母と暮らしながら書いたエッセイ』

『世界のシワに夢を見ろ』高野秀行 著(小学館文庫)

読書が久しぶりであることに気づく

うたた寝も挟みつつ

ゆるんと たのしむ

呼応する 記憶

2018 年 11 月 22 日 木曜日

ためいきみたいなくも物語に感動しても

その 誰かの創作の中に 生きたいわけではない

かつての 出来事との 相似が

倍音の如き 呼応と共鳴 を 生んで

震えたのだから

自分を辿るのだ

生み出した その人の来し方を 眺めたいのだ

共鳴の 音源を 探すみたいに

本を開きながら

結局 人に出逢いにいくのだなぁ

手に入れてしまった

2018 年 11 月 7 日 水曜日

待望の『Dr.夏秋の臨床図鑑 虫と皮膚炎』夏秋優(兵庫医科大学皮膚科 准教授)著 秀潤社

以前 とある出版社に こんな本 作ってください と リクエストしたことあったなぁ

なしのつぶてで かなしかった

でも いま こうして 巡り逢えたから うれしい

きっかけは じょーもぴあ宮畑の 堀江さんから いただきました(勝手に)

ありがとうございま~♪

ちびたにあしつけて

2018 年 10 月 19 日 金曜日

染みる重み

角田在住の 堀米薫さんの 新作『ゆうなとスティービー』(絵 丸山ゆき ポプラ社)

ご自身の 送られている農の日々を

そこで耕された思いを

惜しみ無く注がれた 珠玉の 絵本

近著『あぐりサイエンスクラブ』シリーズ(新日本出版社)で 更に 大ファンに なったのですが

そこにも 通じる思い…

土に触れること

土のうえに いかされていること

命をいただいて生きていくこと

踏みしめる大地の安心感を得て

目の前の出来事に 踏み出し 越えてゆくこと

絵本という体裁の中で 登場する お子(ゆうな)の 成長を ここまで 描ききってくださるとは

思春期?の頃に 食べる とか いのちをいた だくことに対して ふらふらうろうろもやもやと 惑いが 生じたことがあった

そんな頭でっかちの 感傷的なものに からめとられていた自分に

会わせてやりたい

いや いま 出会えたからいいけどさ

感傷だけでなく

殺伐とした作業事実の突きつけではなく

日々の あることを全て鋤き込んで

生きてゆく命のものがたり

わたくしの中で「いのちをいただくしりーず」のとこ…

内澤旬子さんの『世界屠畜紀行』(解放出版社)『飼い喰い』(岩波書店)

『しんでくれた』(詩・谷川俊太郎 絵・つかもとやすし)

『ある精肉店のはなし』(纐纈あや 監督 映画パンフレット )

…に 拝むように並べておいておく