十六夜から 朝

十六夜からの朝時折

やりとりしていた

しばらく 生身で 会えずにいても

心の支えになってた

何か変わったことといえば

うつつに いなくなっただけ

そう思おうとして

うまくいかない

欠落感に 躓くような

ぼう と 呆けてしまうような感じ

今までどうやって おさめていたのだったか?

なくなったわけではないのだよな

存在感は ずっとあって

かなしみの ひりひりした

剥けたばかりの感じや

ざらざらちくちくした 引っかかりが

日々のことに紛れて

いつしか そこにだけ注目しなくなっただけで

振り返ると やはり

あぁ と ため息をついてしまうのだ

不在に慣れて

かなしむことがすくなくなる

肉体から解き放たれて そこここに満ちていてくれる感覚は

自分勝手な 慰めのためだけじゃなく 感じることだとしても

やはり

うつつに いてほしいのだよ

ふと おさまりきれてないんだよ

ずっとあるんだよ…の 大好きな

ここに生身でいなくなったひとたちまでもが

ぞ〜ん!と 浮かんできて

あまりにもいっぱいで

でも いっぱいなのが 賑やかで

かなしいとかなんとか いうより

あぁ みんなまるっと いてくれるものだな なんて 少し 温かいものが 滲み出してきた

そうか

彼岸との 境が にじみ まじわるじきなのだったかな 

お彼岸を 改めて 感じた

十六夜からの 未明の 月

たくさんの存在に ありがとう と 顔を上げて 言う

この投稿は 2021 年 9 月 23 日 木曜日 12:28 に ブログ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。

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