鳥も食えないもの

寄っては来たもののまたね

なんだか 湿った心持ちになりかかり

沼辺へ しゃがむ

ため息すべて 吐いてしまえたら…なんて

くよくよめそめそ

空気が動いて 顔をあげたら

鳥たちが ずいずいずいずい と

集まってきてた

目が合う

もうひとため息 ついたら

おめ…そんなん 食えねぇもんしか ねぇんかよ ちぇっ とばかりに

視線をはずされた

おおきいのもちいさいのも

あぁ だめだだめだこいつ てな感じで

気持ちいいくらいに 遠ざかってゆく

駄目だと思われたくないなら

食えるもん 出せってことだよな

美味しいパンは あるんだけれど

そこではない 胸の奥の とある 点 点に

合点がいった

わかったよ

食えるもん…受け取ってもらえるもん 捻り出すよ と

立ち上がった

一羽 白鳥が 振り向く

すまんね ありがとよ と 手を振る

くぽ~ぅ♪なんて

おもちゃの 汽笛みたいに 一鳴きして また 遠ざかった

近づくために

また 遠くへいってみるよ

この投稿は 2016 年 2 月 16 日 火曜日 01:45 に ブログ カテゴリーに公開されました。 この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。 コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。

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